〈茶の一刻〉

なにも知らなかった、なにも知ろうとしなかったと認めれば世界はとても広い

BOAT

 

もう花火みましたか?

わたしは見るより

線香花火やるほうが好きです。

 

 

https://youtu.be/aEgO65uDqt4

最近、おいしいパスタつくったお前ばかり

きいてる。

なんというか、こんなものをきいていたい気分なのだ。

 

 

今日は池袋へ。人が多い。

 

道中、

知り合いから夜花火大会にいきませんか、と

お誘いが。

よく見ると周りは浴衣の女の子ばっかり。

 

おやおや…

 

今日はお芝居みにいくのよって言ったら

なにそれおしゃれって言われた。

そうなの?

 

 

はやめに池袋ついたので

ウロウロしてみたら見事に迷子になった。

 

迷い込んだ西武でDiorのお姉さんと

仲良くなって

リップ買ってみた。レディになれた。

 

「お客さん多くて大変ですね」

って私が言ったら

「ありがたいことです」ってニッコリ。

 

こういう人、すごい好き。

リップ、上手にできるようにしよっと。

 

 

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マームとジプシー

BOAT

 

BOAT宣伝を見たのはまだTwitterをやっていたころだった。仕事中は何か乗り移ったように仕事をして、そのほかの時間は人にもなれないような生活してた時にふと思い出して買ったS席1枚。劇場に入った時、この空間がとても好きだと思って思わずにこにこした。初めてみたマームとジプシーは、小さな箱で。1人の女の子の一晩を覗き見したような。今回は東京芸術劇場。とても大きかった。両隣に知らない人が座って、照明が明るいうちは落ち着かない。クリスマスに初めてみたマームとジプシーも、前半はほぼ分からなかった。今回もそう、分からない、分からない、どういうことなんだろって、でも物語を見つけようと躍起になるとなにも見えない。だからあえてなにも考えないで、聞こえる台詞を頭の中で復唱して、全体をぼんやり見て。でもほんと一瞬、ある一瞬から分かるようになる、復唱される、さっきも聞こえた台詞がちがう意味をもって、降りかかってくる。怖いくらいだった、気がついたらぼろぼろに泣いていたし、でもどうして泣いてるのか分からない。人が亡くなったり、愛が実ったら実らなかったり努力が実ったら実らなかったり、そんな分かりやすいことはなにも起きてない。ただ台詞が降ってくる。「祈りじゃない」「誰のものでもない」演出として、四角い舞台に対して斜めへのアクションが多かったのはとても面白かった。衣装についてもアフタートークがあって、色と形に工夫があったこと、だから見えたものがあると知ることができて楽しかった。出会えてよかったと思うよ、美術館にいって絵をみるのは好きだったけれど、こういった芸術に触れるきっかけをくれたこと。わたしの"すき"にはまるものを教えてくれたこと。

 

 

感謝しています。

来月は舞台が2つ。楽しみ。

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なんで1人で出かけるの、と。

私を好いてる男性に聞かれました。

 

「一緒に行こうよ」ってわたしがそういうのを期待するみたいに。

 

「一緒に行きたい人がいないからです」

「誘いたい人がいないから」

「予定合わせるのも面倒だし、1人が好きなんです」

 

頭抱えて落ち込んだその人を、

わたしは知らない生き物見るみたいな目で見てしまった。こういう人もいるのだ。自分と一緒に出かけたいと思うはずだ、と思い込む人が。

 

ひとりででかけるのです。ひとりでどこだっていくよ、もうどこにでもいけるよ。

まぁまぁかっこいいでしょ、レディだからね。